
それが私たちコペニカの目指すミッションです。
ラオスのような多くの開発途上国の社会では、経済的理由により小学校の義務教育を終えられずに社会に働きに出ざるを得ない子どもたちがいます。そして、学校に通えなかったことによるこの学歴の差が、将来的な雇用や収入などで大きな格差を生み出しています。
豊かな日本に暮らす私たちにとって当たり前の「学ぶ」が、当たり前ではない世界がそこにあります。
学びたいのに、学べない。
それはつまり子どもたちの夢や将来の可能性の芽を摘んでしまっていることなのではないでしょうか。
そのためにコペニカではラオスの文化を活かしたファッション雑貨などの商品を企画・製作し、その作品を日本で販売することで収益を通じた奨学金による支援活動を展開します。

コペニカでは、商品販売の際の途上国と日本とでの価格差に注目しました。
物価等の影響によって現地での販売価格は、日本での価格よりも大きく抑えなければなりません。生地やデザインは同じような製品にもかかわらず、現地と日本とでは商品価値が異なるのです。
そこで私たちは、訓練生の商品をその価値に合った適正な価格で販売することにより現地と日本での価格差の分、商品に新たな付加価値を生み出すことを目指しています。訓練生によって製作された作品は、コペニカが最低利益価格にて買い上げた後に日本のフリーマーケットや大学祭にて販売し、最低利益価格と販売実価の差額利益分を訓練生の収益向上や教育支援活動に充当します。